【西日本新聞広告】2024年11月1日 『西鉄沿線の近現代史』 - 2024.11.05
戦前期商工信用録解題―詳細とその活用法― (単行本)
商工信用録の沿革、特徴、活用のされ方を検討し、商工信用録類の学術的意義を明らかにする。 特に「符号表」の解読・分析は秀逸!!
ジャンル | 経済 |
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シリーズ | 日本経済調査資料シリーズ |
出版年月日 | 2023/07/26 |
ISBN | 9784910672250 |
判型・ページ数 | B5・55ページ |
定価 | 1,650円(税込) |
BREKING NEWS【抜粋】『戦前期商工信用録解題―詳細とその活用法』を読むはこちら→
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(補論)阿部直躬(1922)『三十年之回顧』に言及したのは初めてで注目に値する。―編集部
経済史・経営史研究者必読、必携の書!
『明治大正期 商工資産信用録』(全15巻)、『昭和前期 商工資産信用録』(全12巻)、『明治大正期 商工信用録』(全20巻)、『昭和前期 商工信用録』(全12巻)それに『明治大正期 帝国信用録』(第1回全5巻、2023年6月現在)の復刻版既刊・刊行中の資料集について全体的な解題を試みた画期的な論考。大手興信所(商業興信所・東京興信所・帝国興信所)がその調査力を武器にして取りまとめた刊行物の一つ信用録は、今日では経済史や経営史の研究を進めるうえで重要な資料となっている。個人経営や会社組織の企業の社会的信用度を資産額(当時の言葉では「正味身代」)や納税額という客観的な基準に基づいて評価し公開する興信所は、日本の近代化に不可欠であると判断した外山脩造や渋沢栄一などのビジネス・リーダーたちが設立した。商工信用録の沿革、特徴、活用のされ方を検討し、商工信用録類の学術的意義を明らかにする。特に「符号表」の解読・分析は秀逸!!
第1 章 日本における興信所の発展
第1 節 欧米における興信所の発展
第2節 外山脩造と日本興信所
第3節 渋沢栄一と東京興信所
第2章 興信所刊行資料について
―商工信用録を中心に―
第1 節 興信所刊行資料の体系
第2節 商工信用録の書式
第3章 商工信用録を用いた研究
第1節 近代日本経済史・経営史における
資産家データの活用
第2節 商工信用録の活用例
おわりに―商工信用録の活用に向けて